RECRUIT INTERVIEW
インタビュー

インタビュー

100分の1ミリを追求した機械で、
世界においしいものを届けたい。

組立職 
製造部製造課 
守屋 和彦 2015年入社

私は工場での機械の組立と出荷前の試運転、お客様先での機械の据付などを担当しています。前職では産業装置の部品加工を行っていました。ここでは自社オリジナルマシンを丸ごと手がけられるのが、大きな魅力です。

装置の規格はある程度決まっているので、適切に組み立てれば完成はします。ただ、ベアリングなど機械の要所はきちんと押さえ、100分の1ミリ単位の精度を追求しなくてはなりません。当社製品が壊れにくく丈夫だという評価をいただいているのは、運転中に異音や発熱がないか、繰り返し動作を行っても問題がないか、動的精度を細かくチェックしているからなんです。

また、お客様が求める仕様に合わせたカスタムも行います。麺の厚みを変えるために圧延ロールを調整したり、麺が途中で絡まるようであれば開口部を広げるなど、実際に材料を投入して、製品の仕上がりを確認しています。単に機械を組み立てるだけではなく、麺や皮がどう作られているのか、味の良い麺や皮を作るためのポイントは何かを知った上で、組立を行うことが大事だと考えています。納入据付のためにアメリカやオーストラリアなど海外へ出張すると、自ら組み立てた機械が世界で使われている実感が湧き、世界の食文化の発展に少しは貢献できているのかなと誇りに思います。

江南から世界へ。
ローカルで、グローバルな
設計をしています。

設計職 
製造部設計課 
橋爪 亮 2015年入社

私は、機械の機構設計を担当しています。新製品を一から設計することはほとんどないですが、機構の改善によりコストダウンできたり、使い勝手が良くなることもあり、再検討するポイントはまだまだあります。設計課は工場と同じ敷地にあるので、自分が書いた設計図が実際にカタチになるところを細部まで見届けることができるのは嬉しいですね。組立職とは密に連携していて、設計への改善要望などのフィードバックもあるため、次に活かしています。当社はたとえ失敗してもネチネチ責めたりすることはない社風なので、思い切ったチャレンジもしやすいです。

入社してからは「いつもスーパーで買っていたこの製品も、ウチの機械で作られているんだ」と気づくようになりました。前職は板金装置を設計していたので、自分の仕事が世の中の役に立っている実感があまりなかったのですが、食品という身近なものに関わる機械を設計するやりがいを感じています。

世界につながる仕事をしながらも、転勤のない“どローカル”な環境なのはいいですね。最近子供ができたのですが、残業も月20時間と少なめなので、平日もちゃんとイクメンしようと思っています(笑)

前職から残業が大幅に減り、
仕事を楽しめるようになりました。

制御設計職 
製造部電気課 
伊藤 正顕 2017年入社

私はハード図、ソフト図の設計、プログラミング、動作確認まで電気配線に関わる一切を担当しています。前職では産業機械の制御設計をしていましたが、残業が月100時間を超えることもあり転職を決意。豊製作所では残業がない月もあり、多くても40時間程度。生活面は大幅に改善しました。

逆に仕事のやりがいはアップ。制御設計自体はそれほど難しくないのですが、加工対象が温度や湿度に左右されやすい食品なので、細かな調整が必要です。信号を取り込んで麺をカットするタイミングを設定したり、材料切れを知らせるセンサーを取り付けるなど、お客様のニーズに合わせてカスタムも行います。また、ヨーロッパでは安全基準が厳しいため、作業者を守るためのセンサーを設置するなど、輸出先の国によって異なるレギュレーションへ対応しています。

納入時の動作確認のため、アメリカやオーストラリアなどへ出張することも多いです。海外出張は自分の見識が深まるので、楽しいですね。常務とシドニー郊外へ出張した際には、ディナーをごちそうになり、普段の出張より豪華な食事でラッキーでした(笑)役員と出張なんて普通は緊張しそうですけど、当社の場合普段からかしこまった雰囲気はなく、言いたいことを言い合える関係を築いているんですよ。

世界一の品質を、
より低コストで作るために
知恵を絞ります。

購買職 
製造部購買課長 
川口 雄治 1996年入社

私は機械製造に必要な材料、部品の調達を行っています。購買職は、部品の名称や機械の仕組みを理解していないとできない業務。ですから、設計や組立を経験してから配属されることが多いです。社内外のいろんな人と関わったり、交渉をするので、人と接することが好きな方に向いていると思います。

設計から製造までひとつの機械が完成するまでにかかる期間は2~3ヶ月。調達が滞り、組立工程がストップすることがないように、設計図が上がる前に先行して発注をかけることも。市販品の購入から、外注して加工してもらう専用品まで、発注から納品までの期間を逆算し、計画的な調達を行います。

当社製品は高品質が売りですが、その分価格も高いです。品質を落とさず、コストダウンするために知恵を絞るのが購買の腕の見せ所。例えば部品一つとっても、一から自社で製作するより、市販品を採用した方が安く済みます。図面を見ながら「ここはこんな市販品があるので、代用できるのは?」という提案を設計職へ行うこともあります。共通部品は一括仕入れをして価格交渉しますが、仕入れすぎて不良在庫を作ってしまっては元も子もないので、在庫管理も大切な業務のひとつです。これからも効率的な調達をして、高品質な製品を少しでも安く作り、世界に届けるお手伝いをしていきたいですね。

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