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製品コンセプト

開発コンセプトは「食品等のダメージを極力少なくすること」
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食材には、それぞれの特長があります。
この特長にダメージを与える事なく粉末化する為に、粉砕機は何が出来るのか?そして、それぞれの特長、成分ダメージとはどの様なものなのか?食材は、生き物ゆえの変化や、奥深いデリケートな問題を多く持ち合わせています。それぞれの特長・特性に幅広く対応する粉砕方式は何方式なのか?

 

私共は、この食材のデリケートな成分を大切にする為に、また特長ある生き物を取り扱う為に、
SETYを開発致しました。

 


この開発方針は、
 a.粉砕温度上昇を低く押さえる事
 b.過粉砕をより少なく、粉砕効率を高める事

の2点です。

その結果、
  1.中央投入、中央排出方式
  2.相対流体積粉砕方式
の少し変わった粉砕機が完成致しました。そしてその粉砕には、成分ダメージ、使用勝手の大きな改善が付与出来ます。

粉砕方法
体積粉砕イメージ 食品素材を常温で粉末にするには、一般的に、素材成分を考えて、粉砕方法の選択から始めます。
せん断、切断、衝撃、圧力、摩砕等の方法から選びます。それで出来なければ凍結粉砕となります。
当YTK方式は、上記方法のうちどちらかと云えば「せん断」方式ですが、機械式でなく空気と真空との組合せによって、素材を真っ二つに切割る方式であります。いわゆる「体積粉砕」という方式です。
この方式での粉砕は従来方式の表面粉砕(面積粉砕)でなく素材中心からせん断する方法を採用しております。
この方式(体積粉砕)は粉末化が早く、そして一度粉砕した粒子を早く排出するので、素材は粉砕室内に長く留まることなく粉末になります。その結果過粉砕を避け、衝突および摩擦力による熱の発生は極力生じなく、従って素材ダメージが少ない粉砕方法と云えます。
用途
上記粉砕方法から素材対象は次の品名が挙げられます。
  1. 従来方式での成分ダメージが気になる素材・材料等。
  2. 熱に弱い材料、例えばビタミンB・C…等に。
  3. 脂質・糖質の合計が40%以上の材料。
  4. 香り・風味・色合い等のダメージが少ない方法の選択基準に。
  5. 従来、凍結粉砕を対象にしてきた物を常温にして粉末化を希望している方に。
  6. 粉末粒子形状(粒子の顔)を拘る。
  7. 粒度的規制が必要な粉末化。例えば、10μm以下は不必要など。
  8. 粉砕化による菌数の増加に困っている…等。
…等々が本方式の粉砕機が適しております。

性能
粉砕方式 YTK相対流体積粉砕方式
対応素材 食品、香辛料、医薬品、漢方等
投入素材

最大8mm口(水分は15%以下)

粉砕粒度 1〜300μm程度(素材特性重視)
処理量 標準は45kg/hr(茶葉)
ホッパー容量 25L

特長
  1. 素材の成分を大切に粉砕できます。
  2. 軽いものから重い素材まで幅広く粉砕出来ます。
  3. 脂質、糖質で40%越える物も粉砕出来ます。
  4. 粉砕粒度は、機内分級部にて調整出来ます。
  5. 分解・清掃が簡易で、女性でも取扱いが出来ます。
  6. 安全対策もISO規格に準じております。


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